トマトの果実が大きくなって、果房軸が折れたり裂けたりすることが多い栽培初期に、どうやって大事なトマトを守るか試行錯誤していた時に房吊りロングを知り、「これだ!」と思い使い始めました。
以前は針金をカットして、トマトの節間に合わせてそのたびに両端を折り曲げて茎や果実を傷つけないよう取り付けしていました。特に1段目~3段目の果房軸で裂ける事が多く、早めに対策をしていないと、気付いた時には房ごと落ちているので、栽培初期にかかる労力はとても大変なものでした。また、栽培終了時に針金を回収すると手を痛めたり、サビが出たり絡み合っていて、次作では使えずに毎作のように作り直していました。
房吊りロングは茎や果房軸、さらには私たちの手にも優しい形で、柔らかく、節間にバラつきが有りますが簡単に取り付ける事ができました。節間のサイズが合わない時も、2個つなぎで使えば大丈夫でした。袋から取り出して気になる箇所にパパっと取り付けることができるので、楽に作業できて体の負担も少なくなったと思います。その分、他の作業に時間と労力をかける事ができるので嬉しく思っています。
なによりも、精魂込めて育てているトマトの茎や実を傷めにくく、収量を維持・向上できるので、とても気に入っています。